立山黒部アルペンルート2004


第2日目―8月26日(木)

日程・情報
室堂9:30天候 晴れのち
大観峰9:40 食費\1,703
10:10土産代\2,180
黒部平10:17 宿泊代\0
10:30雑費\1,630
黒部湖10:35 使用金額\5,513
11:00積算金額\17,847
黒部湖11:30
11:40
黒部ダム13:25
14:05
扇沢14:17
14:55
大町温泉郷15:12

旅行中の朝ほど早く目が覚める。空は晴れ渡って青空だった。目の前には立山連峰の雄大な景色が広がっていた。
朝食を済ませ、7時ごろに宿を後にした。まずは、室堂の遊歩道を散策した。
逆さ雄山 「ミドリガ池」をまず見た。その後、「山崎カール」の見えるポイントへ行き、「ミクリガ池」に向かった。「ミクリガ池」では、湖面に「逆さ雄山」がはっきりと映っていて、とても素晴らしかった。写真を見てもその素晴らしさが分かるだろう。
その後、地獄谷の方へ行こうとしたのだが、階段を下り始めたとたんすごい硫黄臭がした。その上、なんか鳥がチラホラ見えるので、しばらくそれを追いかけた。結局階段途中で上に引き返した。
室堂ターミナルに戻ると、「自然保護センター」を訪れた。ライチョウの生態や仲間、山でのルールなどを紹介している。それにしても、生ライチョウに会えなかったのは残念だ。

大観峰からの景色

臨時便で室堂から大観峰に移動。大観峰は、切り立った崖の途中に造られた駅で、目の前には、開けた視界と黒部湖が見えていた。
ここからはロープウェイでの移動になる。ワンスパン方式のロープウェイで一気に黒部平まで下るのだが、高所恐怖症の人は覚悟がいるのではないのだろうか。ここでは、立山黒部のトランプ(¥630)とグラフィックガイド(¥1,000)を購入した。

黒部平から黒部湖まで地下ケーブルカーで下った。
黒部湖ではまず、「黒部湖遊覧船」に乗船した。空は若干雲が出てきたのだが、周りに広がる山並みと景色が良く、また風が心地よかった。30分の遊覧は良かったのだが、船着場までの階段がきつい。湖面の高さが変化するので多少仕方ないのだが、運動不足がたたった…。
黒部ダム 遊覧船乗船後はダムを徒歩で移動。ここは唯一の徒歩区間なのだ。黒部ダム駅の側には休憩所があり、そこで昼ごはんを食べた。ずばり「黒部ダムカレー(¥750)」。何かっていうと、ご飯がダムの形に盛り付けてある普通のカレーだ。カレーが黒部湖、福神が放水と見ればいいだろう。
昼食後、上の展望台まで上がった。やっぱり階段がきつい。何段あんのよ、いったい。無事に着いたところで、2個目のおやき。ここでは「野沢菜」入り。1個目とはまた違う感じだ。
関電トンネルトロリーバス さて、ある程度のんびりした後、2つ目のトロリーバスで扇沢へ向かった。
12分で扇沢に着き、バスに乗り継ぐ。少し雨もぱらつき始めた。

「大町温泉郷」に到着。まずは予約した宿へ。ここで荷物を置き、身軽になってから再びバス停へ。バス停前には「お酒の博物館」と「玩具博物館」があったので、そこを訪れた。両方の共通観覧券は¥700だ。感想は人それぞれだろうなぁ。日本全国のが集めてあったけどね、両方とも。この辺にはこれ以外にも博物館などが存在するので、調べて行ってみてね。
2つの博物館を見た後は、目の前のお土産屋さんで3つ目のおやき。今までの2つとは、まったく違う食感だった。ここでも「野沢菜」。別の店で飲み物とトッポくるみ味を購入した。
2日目夕食 宿に戻ってからは、まず温泉に浸かった。2種類の温泉と露天風呂が楽しめる。それから夕食。大広間のような所で他の宿泊者も集まっての夕食だ。但し、部屋ごとにテーブルが分かれるため、積極的に話しかけなければ交流はできないよ。夕食は豪勢だったけどね。
夕食後は部屋に戻り、明日に向けて休むのだった。



トロリーバス

日本では、このアルペンルート内の「立山トンネル」と「関電トンネル」の2ヶ所でしか運行されていない。バスの形をした電車。上の電線から電源をとり、レールも無くタイヤで走る。

黒部湖遊覧船「ガルベ」

黒部湖遊覧船「ガルベ」

黒部湖を30分で巡る遊覧船。座席とデッキ合わせて80人が乗船できる。船着場の位置は、湖面の高さによって変化する。



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