本日は網走市内の移動のみです。 |
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日付 | 2003年3月6日(木) | 天気 | 晴一時雪 |
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電車の移動距離 | 0.0km | 自転車の移動距離 | 0km |
所持金 | \65,270 | 使用現金 | \10,220 |
カード支払い | \1,155 | 残高 | \55,050 |
この日は、意外に晴れて、網走市内の観光に向かった。民宿のおじさんから一日の周遊券を購入し(¥3,000)、バスで市内を観光した。
まず最初にやってきたのは「網走監獄」。知る人ぞ知る、日本でもっとも寒く、過酷な刑務所だった場所だ。今は観光施設として、一般に公開されている(要入場券)。当時(明治)の建築物や、囚人たちの生活といったものが見れる。
次にやってきたのは、天都山山頂の「オホーツク流氷館」。ここでは、本物の流氷が展示してあり、クリオネを見ることもできる場所だ。また、ここから見えるオホーツク海は絶景だった。
バスを待つのもなんだと歩いて次に来たのは「北方民族博物館」。アイヌの人たちや、その他北方に住む民族の生活・文化などを見ることができる場所だ。
本日のメイン、「砕氷船おーろら」。この日は最後の便に乗った。ちょうど日暮れ時だったので、夕日がきれいだった。あいにく、氷が厚いために湾内航行で、時間も半分となってしまった。それでも、オジロワシが見れた(遠くてあんまりはっきりとは見えなかったが、船内アナウンスがそう言ったので正しいのだろう)ので、まぁ良しとしますか。それと遠くに知床の尾根がうっすらと見えた。おそらく、羅臼ではなかろうか(特定できないが)。
当日、知り合った男性と一緒に夕飯をとり、同じ宿に泊まって、その日は終えた。
網走 | 北見 | 旭川 | 名寄 | 音威子府 | 稚内 | |
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着 | 8:49 | 12:20 | 13:54 | 15:13 | 18:53 | |
発 | 7:43 | 9:10 | 12:25 | 14:19 | 16:18 | 22:30頃 |
日付 | 2003年3月7日(金) | 天気 | 曇 |
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電車の移動距離 | 497.1km | 自転車の移動距離 | およそ31km |
所持金 | \55,050 | 使用現金 | \1,690 |
カード支払い | \0 | 残高 | \53,360 |
またこの日も朝、バタバタと民宿を出発し、次の目的地「稚内」を目指した。
やっぱり冬の北海道。どこもかしこもというぐらいの一面銀世界。でも、雪の世界を見てて飽きないのがとてもいい。
乗り継ぎに乗り継ぎ、夜も浅いうちに稚内に到着。1本でも乗り過ごすと実は着かなかった。音威子府での午後4時過ぎの電車が、実は稚内行きの最終電車だったというのが恐ろしい事実だ。
さて、とりあえず近くのコンビニでご飯を買い、駅構内で時間をつぶしていたが、泊まるお金もないので終電が出てしまった後(特急「利尻」のこと)、自転車をこぎ、宗谷岬を目指すことにした。(←無謀)
宗谷岬 | 稚内 | 音威子府 | 名寄 | 旭川 | |
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着 | 2:30頃 | 14:30頃 | 19:41 | 21:19 | 23:17 |
発 | 13:30頃 | 17:15 | 20:31 | 21:43 |
日付 | 2003年3月8日(土) | 天気 | 晴 |
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電車の移動距離 | 259.4km | 自転車の移動距離 | 0.0km |
所持金 | \53,360 | 使用現金 | \5,978 |
カード支払い | \252 | 残高 | \47,382 |
初めの頃は順調だったが、宗谷岬が近くなるにつれて風が凶悪になってきた。ただでさえ寒いというのに、風速がどんどんあがり、最後の頃はゆうに10mを越えていた。そんな風のため
こいでも全然進まず、歩いた方が速いという結果になった。
宗谷岬に着いた時はまだ暗く、とても寒いもんだからトイレに逃げ込み、そこで夜を明かした。
さて目が覚めた頃は、すでに明るくなりつつあり、夜明けを見ることができなかった。ちょっと残念。相変わらず風が強く、外では身が縮んでいた。体感では−20度近いのだから仕方ない。とりあえず、適当に写真を撮りつつ、店が開くのを待つしかなかった。
この日、死ぬほど寒かったが(地元に人にとってはどうかわからないが)、天気は良かったので、向こうの方に薄っすら樺太(サハリン)が見えていた。これが見れただけでも、やはり来て良かったと思う。
さて、程よい時間になったので、お土産を買いに「えぞや」という土産物屋に入った。とりあえず、適当なものと、忘れちゃならない「最北端の地到達証明書」を購入した。
その後、隣の食堂「最北端」で、「最北端ラーメン」を食べた。海の幸が入ったラーメンでおいしかった。テレビ関係の人もいろいろ来たらしい。
昼食を済ませると、バスの時間までがまた暇だ。なにぶん寒いもんだから出歩くのもつらいので。次のバスまで時間がありすぎるなぁ〜とボヤ〜っとしていたら、なんとイレギュラーな時間にバスが!これは助かったとそのバスに乗り、稚内の中心部へと戻った。
夜、次の目的地の「札幌」・「小樽」へ向けて、稚内を発った。その日行ける限界は「旭川」。そこではまたラーメンを食す。気温は−9度だったが、風がないのでそれほど寒くはなかった(ちなみに宗谷岬は−7度で風速12〜14m)。その夜は、駅構内で明かした。
旭川 | 札幌 | 小樽 | 札幌 | |
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着 | 9:00 | 12:16 | 16:36 | |
発 | 6:26 | 11:44 | 16:04 |
日付 | 2003年3月9日(日) | 天気 | 晴 |
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電車の移動距離 | 204.4km | 自転車の移動距離 | 8.0km |
所持金 | \47,382 | 使用現金 | 15,655 |
カード支払い | \987 | 残高 | \31,727 |
朝一に旭川を発った。それにしても、明るい時間の車内で眠りこけることが多く、だいぶん損をしている気がする。
さて、札幌に着くと、新しい駅ビルができたということもあり、何だがにぎやかだった。
とりあえず、それは無視して、真っ先に泊まる場所を探しに行った。そこで選んだのが、「ススキノグリーンホテル3」。ちょっとばかし遠いのだが、1泊¥4,000台という事で、そこに決めた。チェック・インとしては早すぎたのだが、ご好意でその時間にさせて頂いた。荷物も預かって頂きましたし。ありがとうございました。
というわけで、身軽になったので、泊まるに早く小樽へと向かった。まだ雪が少々深い小樽の運河は、これはこれで情緒深かった。街中には、いろいろ懐かしいものも転がっていた。
時間と予算の都合上、短い散策で終わってしまったのが、ちと悲しい。オルゴール館にも寄ったけど、今度は自作楽譜でも持って行こうか。
この日は、久々にちゃんとした所で寝れた。明日はスキーだ。
札幌 | 倶知安 | 札幌 | |
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着 | 9:44 | 18:52 | |
発 | 8:05 | 16:56 |
日付 | 2003年3月10日(月) | 天気 | 曇時々雪 |
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電車の移動距離 | 186.0km | 自転車の移動距離 | 0.0km |
所持金 | \31,727 | 使用現金 | 10,958 |
カード支払い | \0 | 残高 | \20,769 |
この日は、この北海道旅行でやりたかった事のひとつ、スキーをしてきた(別にどこでもいいだろというつっこみは却下!)。すっごく久しぶり(人生4回目)のスキーなので、本当に楽しみにしていた。
朝早く起き、昨日とって置いた切符を手に、地下鉄で出かけた。そして、特急「ニセコスキーエクスプレス」に乗り、一路「倶知安」へと向かった。
少々曇り空ではあったものの、ある程度差しさわりのない天気だった。バスで、スキー場へ行く。スキー場につき、スキー一式を借り、いざスタート!
初心者という扱いなので、上の方へは無理に行かず、下の方で適当に滑っていた。途中雪がちらつくなど、気温が少々低めだったので動いてないとちと堪えた。
3時間ちょっとで、10数回滑走し、8回転んだ。ホントはもっとやっていたかったのだが、少々早めに切り上げた。
夜札幌に戻ってきたら、夕食は「ジンギスカン」を食す事にした。ちょうど、泊まっているホテルの近くに、「キリンビール園」があり、100分食べ放題をやっていたからだ。それに飲み放題をつけて¥3,300だ(サッポロの方は遠かったな。北海道なら「サッポロ」なのに)。
それにしてもこの1日は充実していた気がする。