北海道旅行２００４

第４日目

この日は、朝からドンヨリ。今すぐにでも雨が降りそうな天気だった。そんな不安から１日はスタートした。

まずは宿を出て｢スコトン岬｣へ。当然ながら、最北限のトイレを写真におさめ、そこを使用した。この時から風があり、７月も終わりだというのに結構寒かった。
しかし、民宿｢スコトン岬｣。何でこんな所に宿を構えたのだろう。最北限は決まりだけど…。

最初は４時間コースから外れて海岸沿いを歩いた。途中わき道から４時間コースに合流。｢トド島展望台｣に到着。ホントにスコトン岬とトド島が良く見える位置だ。少し休んだ後、４時間コースを歩き始めた。

尾根づたいを歩いていくと、｢ゴロタ岬｣に到着。アップダウンを繰り返し、最後の登りはきつかった。とりあえずここでも何枚か写真を撮り、少し休んでいった。
さて、このゴロタを出てすぐのこと、雨が降り始め、雨風がきつくなった。しかも、雷がゴロゴロ鳴ってるし、尾根部分で自分が一番高いので、さすがに｢やばいっ！｣と思ったね。
それからひどい事に、雨が降り始めて数分後、持ってきていた傘が突風にあおられて裏返り、あえなくオシャカ。それでも、この傘を持って先へ先へと進んでいった。

鉄府(てっぷ)に近づいてきた頃、雨が少し弱まってきた。ここでは、ブイアートを１回見つけた。アンパンマンとドラえもんが題材。ほんとにあったので写真にとって見た。鉄府では公衆トイレがあったので、そこで少々休む事にした。
しばらく休んで、再び出発。坂を上り始めてすぐの事、さっきまでやんでた雨が再び！でも、とりあえず澄海岬を目指し進み始めた。地面は雨でぬかるみ、滑りやすくなっていたため、気をつけながら歩いてはいたが、やはり１回だけ危うい状態になった(しりもちはついていないが、手をついた)。そして、澄海岬の手前に何とか到着！雨がひどいので売店に逃げ込んだ。
ズボンはビショビショになった上、天気が天気だからひどく寒い。とりあえず、売店で昼ごはんにした。売店でも少し買い足し、昼食をとりつつ、雨が最低ゆるくなるのを待っていた。
ところが、雨はいっこうにやむ気配なし。途方にくれていると、売店のおじさんが、車でバス停まで送ってくださった。助かったと言うか、ちょっと残念と言うか、しかしありがたい。
バス停では、同じ宿の人がいたので少し話し込んでバスまでの時間をつぶした。
バスが来たので、これに乗り込み、宿まで戻った。

それにして、天気がこれだけ荒れたのは珍しいと言う。そして翌日も天気は怪しいらしい。何なんだかな。気分まで晴れないな、これじゃ。