2004年10月6日水曜日、日本初の地下鉄環状運行となる名城線が完全開通したこの日、
あおなみ線が開業しました!と、いうわけで全駅下車しました。総駅数11駅、総延長15.2キロ、
名古屋〜金城ふ頭間を24分で結びます。名古屋国際展示場「ポートメッセ名古屋」も近くなります。
そんな移動したわけではありませんが、9時間も出かけてました。
この旅の担当動物っ子は、カラスの大空マナです。
駅名 | 時間 | 運賃 | 距離 | |
---|---|---|---|---|
名古屋 | 発 | 9:20 | \230 | 4.3km |
荒子 | 着 | 9:27 | ||
発 | 10:22 | \200 | 2.8km | |
名古屋競馬場前 | 着 | 10:27 | ||
発 | 10:57 | \200 | 2.7km | |
稲永 | 着 | 11:02 | ||
発 | 11:32 | \200 | 2.3km | |
野跡 | 着 | 11:35 | ||
発 | 12:35 | \230 | 3.1km | |
金城ふ頭 | 着 | 12:39 | ||
発 | 13:59 | \230 | 7.0km | |
荒子川公園 | 着 | 14:08 | ||
発 | 14:53 | \200 | 2.3km | |
中島 | 着 | 14:57 | ||
発 | 15:27 | \200 | 0.7+1.9km | |
南荒子 | 着 | 15:29 | ||
発 | 15:59 | ↓ | ↓ | |
小本 | 着 | 16:03 | ||
発 | 16:35 | \200 | 1.9km | |
南荒子 | 着 | 16:38 | ||
発 | 16:58 | \230 | 4.4km | |
ささしまライブ | 着 | 17:04 | ||
発 | 17:13 | \200 | 0.8km | |
名古屋 | 着 | 17:15 | ||
トータル | \2,320 | 34.2km |
この日は朝から晴れ。天気がいい、絶好のお出かけ日和となりました。
さて、出発したのは朝の9時前。まずは地下鉄で名古屋駅まで出なくてはいけない。前日、時刻表で
あおなみ線の位置を確認すると、太閤口(名古屋駅西口)の南の方だと判明。と言うわけで、地下鉄は
前よりに乗って出発!
名古屋駅に着くと、とにかくあおなみ線の改札の方へ。場所さえ分かっていれば迷う事はない。
券売機であおなみ線第一切符を購入。まずは、名古屋の今年の恵方「荒子観音」に近い「荒子」駅へ。
その切符で改札を通る。当然ながらピカピカの構内。そして、当然ながらの鉄マニ(鉄道マニアの事)
たち。カメラ片手にあおなみ線にやってきていた。
階段を上り、ホームへ。そこには、次に発車する電車が待っていた。ドアはすでに開放され、発車の時
を待っていた。そして、発車を告げるベルが鳴る。(ジリリリリでは当然ない)
このあおなみ線のホームは、南を向いて右が新幹線、左が在来線のホームになる。そこにはさまれる
ように作られていた。つまりは、関西本線のホームよりも近いところで新幹線が見られるわけ。
さて、発車した列車は、しばらく行くとすぐに新幹線をくぐり、関西本線をまたぎ、一番南を走る。
その後、「ささしまライブ」駅に到着。このあおなみ線唯一のホームの上に改札がある駅。この駅に
ついてはまた後で語ることにして、しばらく並走後、近鉄の「烏森(かすもり)」駅を過ぎてすぐに大きく
左にカーブする。するとすぐ「小本」の駅。それを過ぎた次の駅が最初の目的地「荒子」駅だ。
荒子駅で最初の切符をゲット(下車証明のはんこを押してもらっただけ、でも下車印はない
らしく改札印)。駅前では、「あおなみ旅情」と言うあおなみ線にちなんだ歌のPRをしていた。
最終的に買う事にしてしまったのだが、値段は¥300(安っ!)。前日にテレビで聞いていたせいかも
ね…。
ま、それはともかく「荒子観音」を目指す。途中で勘違いを起こさなければ、すんなり着いて
いたのだが、勘違いのせいで大きく無駄道を通る事に。とりあえず無事に着けたので参拝する。今年、
後厄なのに来ていなかったのでそれを含めて参拝した。それが終わるとまた駅の方へ。
結構単純な道だから、一度来れば二度と迷わないはず。駅周辺施設としては、中川郵便局・ナフコ荒子
・中川図書館といったところ。後は前田利家生誕の地か。
次に来たのが「名古屋競馬場前」駅。説明は不要か。ここからは名古屋競馬場までは東へ5〜 10分歩けば着ける。そう遠くない。切符2枚目。
次は「稲永」。読めないと思うけど「いなえい」。ここは、名古屋市営地下鉄名港線「名古屋港」 駅のほぼ西。観覧車が目立つ。このあたり一帯は集合住宅が多い。あおなみ線の開通は影響が大きいと 思われる。
次は「野跡」。「のせき」と読む。地元は「のぜき」らしい。ここの駅は西に港サッカー場が
あり、そのまた西には、「名古屋市野鳥観察館」がある。今は、大きく南に迂回してしか
行けない(防潮堤があり、通行ができない)ので、到達は困難か。しかし、ここに来ると
「藤前干潟」の野鳥が観察できる。野鳥好きの方は見るだけで満足では?
野鳥が集まるという事は、魚もいるのではという事で釣り人もチラホラ見かけた。
いよいよ終点「金城ふ頭」。ポートメッセへの交通の便を考えたらしく、
ポートメッセへはかなり近い。でもフェリーターミナルへは程遠く、今回そっちはあきらめた。
ポートメッセへやってきたが、さすがは週中でイベントは行われておらず、閑散とした様子だ。
とりあえず、昼ごはんを食べるだけ食べて、復路の道につく事にした。
まず、復路一番目は「荒子川公園」。ここは、荒子川公園とジャスコベイシティとに 挟まれた駅。どちらもすぐ。ベイシティで買い物して、公園内でゆっくりくつろぐ。ゆったりとした 空間が広がりそうだ。
次は「中島」。国道1号線と交錯した位置に駅がある。CMでよく見る「スーパージャンボ」が
すぐ東隣にある。見た瞬間「ここかよ!」でしたね。(分からない人ごめんなさい)
ちなみに、貨物路線の終着はここですね。ホーム東、目の前が「名古屋貨物ターミナル駅」。
「小本」。「こもと」と読む(「おもと」は岩手県三陸鉄道)。ここは別に、これと言って目立つ ものはないですね。ただ、関西本線、近鉄の線路から程近い場所にある事。「八田」・「烏森」からも 近めな位置(10分ぐらい最低でも歩きますが)。
引き返して「南荒子」。一度下車を断念したところ。改札まで行って、人がいなかったもの
だから改札を出ずに引き返してしまった。(←ダメだろ、オイッ!(激しく突っ込もう!))
再チャレンジで下車した。ここで、「荒子」からとどっちの方が「荒子観音」に近いか試してみた。
その結果、大して変わらないだろうという結果になった。ここでやった事はそれだけ。ただ、
前田利家生誕の地まで250mとかいう看板を「荒子観音」の南側で見つけた。(距離は違っている
かも?チラッとしか見なかったから)
「ささしまライブ」。ここか再開発真っ只中。つまり何にもない。外に出るにもエレベーター だけ。階段は封鎖。改札から出た後は、そのエレベーターを使わないとわずかのスペースしか活動 できないさびしい駅。後日のテレビで見たのだが、ここは「愛・地球博」のサテライト会場に なるらしい。「ポケパーク」(ポケットモンスターの遊園地みたいなもの)もできるようだ。
長かった…。やっと名古屋に戻ってきた。あおなみ線、いかがでしたか?自分自身、2度目が あるのか心配…。荒子観音には行く可能性があるけど。イベントでポートメッセ名古屋へ行かれる 方は、利用してみるといいでしょう。ちなみに、名古屋〜金城ふ頭間¥350だよ。