北海道旅行2004


第7日目

日程・情報
青森5:35 天候晴れ
5:52使用金額\7,668
八戸6:48積算金額\92,914
7:08
盛岡7:47
8:41
遠野10:01
12:03
上有住12:30
16:06
釜石16:36
16:41
宮古18:07

日付が変わったのは、まだ北海道内。すでにこの時には寝付いていて、目が一度開いたのは「函館」。しかし、この時はまだ夜が深い。また眠りについた。
津軽湾の日の出 次に目を覚ますと、そこは蟹田のあたりだった。その後は、津軽湾沿いに南下。途中、写真のような朝日が撮れた。

5:35青森に着くと、今度は5:52発の特急「津軽」に乗り換え。
列車内で、昨日買っておいたパンを食べ、八戸を目指す。
はやて 6:48八戸到着。ここで個人旅行初の新幹線を利用する。7:08の「はやて4号」だ。この列車は、「いわて沼宮内」にも停車する数少ない列車。これで盛岡を目指す。

山間を抜けるとあってトンネルの長さと数は半端じゃない。ほとんどはトンネルの闇の中。「二戸」「いわて沼宮内」と各駅に止まり、「盛岡」に到着。ここからは青春18切符に切り替わる。
無効印を押された切符をしまい、在来線のホームへ。ここで乗車するのは快速「はまゆり1号」。この列車に乗って「遠野」へ。列車は「花巻」まで南下。ここで向きを変え、釜石線に入る。田園風景を抜け「遠野」に到着した。

遠野駅

遠野駅は趣きある駅舎だった。釜石線各駅は「宮沢賢治」ゆかりという事で各々にエスペラント語の愛称がついている。遠野駅は「フォルクローロ」。「民話」である。
遠野ではあたりを軽くぶらぶら散策。遠出ができないのがつらかった。ここで1泊するならそれでも良かったが、翌日の事を考えると、最低宮古まで行きたい。というわけで、ここでは、「遠野城下町資料館」に行っただけだった。そして駅前で昼食をとり、「上有住」に向かった。

滝観洞

「上有住」に到着。ここですぐ下を見ると「滝観洞」の文字が。「近っ!」。これが感想だった。
とにかく入洞すべく、入洞料を支払った。その後、テレビでやってたとおり、ヘルメットと長靴を借りて、鍾乳洞に入る。あちこち狭くてひんやりしていて、洞窟探検そのもの(序の口)。すれ違うのはやっとという感じの空間だった。
上有住駅のエスペラント語の愛称は「カヴェルノ」。「洞窟」である。それはまさしく、この滝観洞をさしているのだろう。ちなみに反対側には白蓮洞がある。
写真後方上部には、釜石線の線路がある。一段切れているけど分かりにくいかな?
天岩戸の滝 この洞窟のハイライトは最奥部の滝「天岩戸の滝」だ。洞窟の中とは思えない落差のある滝だった。こればかりはすごかった。洞窟への影響を考え、写真はこれだけを撮ってきた。フラッシュって思ったよりきついから。写真はちょっと見づらいかとは思うけどね。
洞窟の見学が終わったのだが、列車までまだ時間があったため、食堂でゆっくりくつろいだ。

「上有住」を出発。「釜石」で列車を乗り継ぎ、山田線を三陸海岸に沿って北上。「宮古」に到着。今日のところはここでとりあえず終わりにしておいた。
駅の付近で宿を探していたら、素泊り¥3,500の宿を発見。そこで1晩泊まる事にした。
それにしても、昨日までとはうってかわっての晴天。気温も30度を超え暑い。半袖は1本しかなかったので、非常につらい。これがしばらく続くのだ…。(T T)



特急「つがる」

青森・弘前〜八戸間を運行する特急。止まる駅は最も多くて「弘前」「浪岡」「青森」「浅虫温泉」「野辺地」「三沢」「八戸」の7駅。青森駅で向きが反対になる。

東北新幹線「はやて」

東北新幹線で八戸まで運行するタイプ。秋田新幹線「こまち」を連結するのはほぼこれ。
止まる駅が最も少ないのは「はやて2号」で、八戸を出て、「盛岡」「仙台」、終点「東京」にしか止まらない。
東北新幹線はこれ以外に、仙台・盛岡まで運行する「やまびこ」「MAXやまびこ」、那須塩原・郡山まで運行する「なすの」が存在する。

快速「はまゆり」

盛岡〜花巻〜釜石・宮古を運行する快速列車。指定席を有する3両編成。花巻・釜石で向きが逆転する。

滝観洞(岩手県住田町)

釜石線「上有住」駅下車徒歩3分にある鍾乳洞。駅からすぐ真下に見える。入り口付近は、釜石線の真下にあり、列車の音が聞こえる事も。
中は狭く、天井が低い部分もあるため、ヘルメットと長靴を借りて入洞する。最奥部の「天岩戸の滝」が圧巻。入洞料は¥800。


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